インフレ、デフレ、デノミ等お金に関する基礎知識
現代はデフレと呼ばれています。評論家などは「デフレスパイラル」などという専門用語も、テレビなどでよく使われていますね。しかし、これらの意味をはっきりと説明できる方は、銀行とかの金融関係の方は除きまして、筆者も含めて、一般の方には、ちょっと難しいですね。さらに、TPPなんて言葉がでてくると、ちょっと着いていけませんね。そこで、これらの意味につきまして説明したいと思います。
まずインフレです。簡単に言いますと、物の値段が上がり続けることです。
インフレはインフレーションの略称ですね。インフレにより通貨の価値は低くなってしまいます。一例としては、100円で買えた物が10,000円になってしまうとします。月給20万円の人は、20個しか買えなくなりますね。つまり、20万円の価値が100分の1になったということになるわけです。
つぎに、デフレです。インフレとは反対に物の値段が下がり続けることです。デフレは
デフレーションの略称です。バブル崩壊後の日本は、まさにデフレ状態ですね。
冒頭申しあげました、デフレスパイラルですが、その流れとしては次のような状態を指します。
景気が悪化→商品の売れ行きが悪くなる→売れないので値下げする→値下げした分、企業の収益悪化→給与削減→家計が苦しくなり、商品の購入を控える→景気のさらなる悪化
このような悪循環がデフレスパイラルとよばれる現象ですね。
インフレやデフレの対策としましては、極端なインフレやデフレは経済に悪影響をもたらすことから、各国の中央銀行で、金利の引き上げ、引き下げでコントロールしています。
この舵取りを誤ると、バブル発生やデフレを生み、経済危機を引起こしてしまいますね。
次に、デノミです。デノミとはデノミネーションの略称です。デノミとは、貨幣の呼称単位を切り下げるという意味ですね。例えば、現在の100円を新しい1円にすることなどです。日本ではまだ、行われたことはないと記憶していますが、最近では、2005年1月1日にトルコが100万分の1に、また2005年7月1日からはルーマニアが1万分の1のデノミを実施しています。極端な例では、2008年8月1日には、ジンバブエが100億分の1のデノミを行いましたが、これは経済破綻の結果ですね。
最近、報道をにぎわしている言葉として、TPPがありますが、これは「環太平洋戦略的経済連携協定」の頭文字をとったものです。なんだか難しそうですが、要は、太平洋に面した国々で関税を取り除き、EUのように自由に貿易ができるようにしようという趣旨です。貿易立国の我が国には必要と思われますが、農政族議員達の抵抗も大きくどうなりますかね。
我々は報道などで、これらの言葉を何気なく耳にしますが、少しでも正しい知識を持つことが、ひいては、自身の資産を守ることにつながると思いますよ。